第九の季節

日本ではそろそろあちらこちらで
第九が演奏されるようになりましたね。


今回私が出演したコンサートは

登山家栗城史多さんが遠征前に企画していたものでした。

残念ながらその遠征中に亡くなってしまった栗城さんですが、想いを繋ぐために開催されました。
私はあまり栗城さんのことについて
知らなかったのですが、


この機会に映像を見たり本を読んでみました。


ネットで見ると
彼の挑戦や生き方には
賛否両論あるようでした。



栗城さんの人生について
私がどうこういうことはありませんが


ネットでの批判については
私は??と思うところがありました。



無謀だと言われて挑戦する
たとえ失敗してしまっても
批判する資格なんて他人にあるのかな



もちろん死んでしまっては意味がない
死んでしまっては登山家と言えない


そうかもしれないけど


自分で選んだ道を
挑戦していったのだから。



彼に共感、協力してきた人も
そんな方だったからこそ
願いを込めたわけで…



私は

やっぱり今納得できる生き方を
していきたいなと


そんな風に考えました。



しがらみとかある時もあって
思う通りに動けない時だって絶対あるけど


その中で
自分に嘘つかずにうまくバランスを
保つことって

大事だなぁと思います。

考えさせてくれて

ありがとうございます。



そしてプロとして第九を演奏するのは
これが私にとって実は初めてで。




そんな機会が、
特別なこのコンサートだったこと

一生忘れられないと思います。



これから先価値観は
色々変わってくだろうけど


第九を吹くたび今回のことを思い出して

そして

”No Limit”

この言葉についても、
その度に考えたりするだろうと思います。


今はひたすら信じて
私も私の山を登っています。


登頂できるのかわからないし
頂上なんてあるのかわからない山だけど

挑戦していくし

自分のやりたいことに対して
誰にも何も言わせないし言わせたくない


そんな想いです。




栗城さん、
素敵な機会を
ありがとうございました。



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